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中国の安保リスク「急速に高まる」 AIIBは米と他国に“くさび”狙う…防衛研が分析

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中国の安保リスク「急速に高まる」 AIIBは米と他国に“くさび”狙う…防衛研が分析

 米国はこうした脅威に対処するため「中国の台頭を背景として、同盟諸国との関係強化に向けた取り組みを継続」しているとし、その一環として27日に合意が予定されている日米防衛協力の指針(ガイドライン)の見直し作業を挙げた。

 日本の安全保障環境に関しては、武力攻撃に至らない「グレーゾーン」事態の危機を強調した。具体的に求められる能力として、(1)情報収集・警戒監視・偵察活動(ISR)(2)米国との情報共有(3)事態の深刻度に応じて軍事行動を行い、相手にシグナルを送る「柔軟抑止選択肢」(4)実効的な対応を行うため質量ともに装備の充実-の4点を挙げた。

 その上で、米国との情報共有と柔軟抑止選択肢がガイドライン見直しで重要な論点になると指摘。「NATO(北大西洋条約機構)や米韓同盟のような、統一的な指揮機構でなくとも、グレーゾーンの事態に適時適切な日米共同対応が行えるよう、常設的に機能する調整メカニズムを設置していくことが重要な課題」とした。

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