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「菅・翁長会談」極秘調整で“実現” 舞台裏を検証

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「菅・翁長会談」極秘調整で“実現” 舞台裏を検証

 会談の開催が確定したのは1日午前。菅氏は間髪を入れず同日午後の会見で会談する意向を表明し、翁長氏のちゃぶ台返しを封じた。

 菅氏の情報統制は厳しく、4日の米軍西普天間住宅地区(同市)返還式典にも出席するが、主催する防衛省ですら、仮に山口俊一沖縄北方担当相が急遽(きゅうきょ)出席しても対応できる準備だけを進めていたほどだ。

 菅氏がこのタイミングを選んだのは、岩礁破砕許可の取り消しをめぐる翁長氏との対決が一区切りしたことが大きい。翁長氏も「次の一手は冷静に判断すべきだ」(周辺)との姿勢に傾きつつあり、「忌憚(きたん)のない意見交換」(菅氏)を行える時期をようやく迎えた。

 ただ、調整を担った官僚や県職員は見当たらず、改めてパイプ役の不在も浮き彫りになった。そこで注目されるのが、外務省参与に就任した又吉進・前沖縄県知事公室長だ。公室長として官邸とのパイプ役を果たした又吉氏の経験と調整能力を翁長氏も評価し、早期退職した又吉氏の慰留を検討していたとされ、キーマンになる可能性がある。  (半沢尚久、峯匡孝)

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