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【普天間移設】ボーリング作業停止指示、効力停止へ 翁長知事「指示は適法」と農水相に意見書

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【普天間移設】
ボーリング作業停止指示、効力停止へ 翁長知事「指示は適法」と農水相に意見書

米軍普天間飛行場の移設先、辺野古沿岸部に海底ボーリング調査のため設置された台船と作業船=27日、沖縄県名護市

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設で、海底ボーリング調査などの作業停止を求めた沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事の指示について、防衛省が効力を止める執行停止を農林水産省に申し立てた問題で、県は27日、指示は適法とする意見書を、林芳正農水相に提出した。農水省は内容を確認した上で30日にも執行停止を決定する見通しで当面、翁長氏の指示は効力を失う。

 一方で、翁長氏は23日の指示から1週間後の30日までに防衛省が全ての作業を停止しなければ、辺野古沖での岩礁破砕許可を取り消す考えを示している。翁長氏は27日の記者会見で、防衛省の申し立てについて「不適法であり、却下されるべきだ」と強調。ただ、今後の対応策については「仮定の話には答えられない」と繰り返した。

 県の意見書提出は、行政不服審査法に基づくもので、27日が提出期限。意見書では、県の手続きに不服があれば「(県の許可の)代執行で行うべきだ」などとして、執行停止の申し立ては成立しないと主張。仮に成立したとしても45トンのコンクリート製ブロックの設置は「岩礁の破砕に該当し得る」とし、県の指示は適法で、防衛省の申し立ては却下されるべきだと反論している。

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