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【地方再考】定数満たず無投票、補選も立候補ゼロ… なり手不足に悩む地方議会 背景には報酬の少なさ

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【地方再考】
定数満たず無投票、補選も立候補ゼロ… なり手不足に悩む地方議会 背景には報酬の少なさ

 23年の統一選では村議選が行われたが、その後2人がやめ、昨年8月の補選では1人が無投票当選。翌月に再び行われた補選では、立候補者が誰も現れなかった。清水村議が補選の際、2人ほどに声をかけたところ、返ってきた答えは「生活しないといけない」。

 報酬の低さの割に、議員としての質が求められることも、なり手不足に関係していると清水村議はみる。「(議員の)あら探しばかりしているようでは、なり手はいない」。神津島村村議選は定数を前回の統一選の10から8に減らして行われるが、「8にしたら、8人集まるのかというような情勢」と清水村議はいう。今月23日の立候補予定者説明会に出席したのは7陣営だった。

 なり手不足という課題を抱える町村議会の議員らは解決策として、議員報酬のアップや、若手育成、若者の意識改革の必要性を挙げる。だが、いずれもすぐに解決できる問題ではない。厳しい現実は変わっていない。    (森本昌彦)

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