記事詳細
【視線】
統一地方選はここで選ぼう 編集委員・安本寿久
〈岩手県釜石市 小学校9校1520人 中学校5校905人
長野県木曽町 小学校4校524人 中学校4校273人
大分県竹田市 小学校12校874人 中学校6校498人〉
1月末、神奈川県小田原市で開かれた嚶鳴(おうめい)フォーラムで配られた資料には、参加自治体の学校数と児童・生徒数が明記されていた。故郷ゆかりの先人の教えを地方政治に生かす知恵を共有するフォーラムには、全国から14自治体が参加していたが、どこも少子化に伴う小中学校の統廃合に頭を痛めているのである。
「昨年、市内すべてで小中一貫教育に移行することができました」
佐賀県多久市の報告には、どよめきが起こった。さらに注目を浴びたのは愛知県田原市の報告だった。
「昨年1年間で5校の統廃合ができました。市職員がまちづくりアドバイザーとして、各校区コミュニティー協議会に日常的に参加していて、住民と信頼関係ができていたことが大きかった」
