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【安保法制整備】自民・稲田氏「多国籍軍支援できるように…」 共産・小池氏「こんなことすれば殺し、殺される」

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【安保法制整備】
自民・稲田氏「多国籍軍支援できるように…」 共産・小池氏「こんなことすれば殺し、殺される」

 小池氏「人質救出作戦は軍事的に制圧するわけだから、自衛隊がそんなことをやることは閣議決定でも認めなかった。明らかな憲法違反だ。人質の命も自衛隊員の命も危険にさらすことになる。紛争地で活動している日本国際ボランティアセンターの谷山博史代表理事は、仲間が武装勢力に拘束されたら、最初にやるのは『軍隊の突入はやめてくれ』ということだと。9分9厘、人質解放は交渉で成功すると言っている。なんでも軍事対応というのは愚かだ。こういう機に乗じて自衛隊の軍事活動を拡大していく。こういう道を歩めば、逆にどんどん日本人の命が危険にさらされることになっていく。国連を中心に、テロを絶対許さないという一致した国連決議に基づく行動こそ必要だ」

 石井氏「邦人救出に伴う武器使用は、9条で禁止する武力の行使ではなく、警察権的な武器使用だ。昨年の閣議決定に明確に書いてあるが、2つの条件を課している。1つは領域国の同意があること。領域国の警察が救出してくれるのが最善だが、それができない場合は領域国の同意があること。もう1つが、領域国の権力が維持されている範囲。その2条件のもとで武器使用を認めている」

 --内戦状態のような国は対象になっていないと

 石井氏「そうだ」

 柿沢氏「安保法制の問題というよりも、そもそも今の自衛隊にそういう能力があるのかどうかという問題になるのではないか。人質事件で米軍の特殊部隊みたいなものを日本が持っていて、突入させることを考えているとすれば、(人質が)どこにいるかも分からず、そもそも日本政府がどれだけ情報をとれるかどうかも怪しい。そういう状況の中で、特殊部隊を送りこめば人質が奪還できるみたいなことは、まったく空想的な話だ。かなり長い時間をかけてそうした部隊を養成するというプロセスを経ないで、あたかも首相答弁や安保法制でそれが可能になるというのは幻想だ。現実をみて対処しなければならないし、そのためには国際的な協力についてもっと議論を深めていくべきだ」

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