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【イスラム国殺害脅迫】「卑劣な行為」 与野党、非難強める

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【イスラム国殺害脅迫】
「卑劣な行為」 与野党、非難強める

「イスラム国」殺害脅迫事件で開かれた与党の対策本部の会合=28日午前、国会内(酒巻俊介撮影)

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が拘束している後藤健二さんとみられる男性の新たな音声付き画像が公開された。同時に示されたのは24時間という交渉期限-。与野党各党は28日、「卑劣な行為」などと「イスラム国」への非難を強めた。同日夕には「イスラム国」が要求しているサジダ・リシャウィ死刑囚釈放に関する情報も飛び交ったが、真偽は不明で、各党は終日、固唾をのんで事態の行方を見守った。

 28日昼に国会内で開かれた第3回与党対策本部会合。出席者には資料が配られ、そこには後藤さんとみられる男性のメッセージの内容がつづられていた。

 「これが私の最後のメッセージだと言われた。時間は今や非常に少ない。ボールは今やヨルダン政府のコートにある」

 改めて事態の深刻さをかみしめる与党幹部たち。会合では、日本政府の取り組みを全面支援していくことを確認した。会合後、自民党の谷垣禎一幹事長は記者団に「非常に卑劣な行為だ。一日も早い釈放を要求しなければならない。官邸はあらゆるルートを通じてヨルダン政府と協議しながらベストを尽くしてほしい」と述べた。

 これに先立ち、公明党の山口那津男代表は参院議員総会で「人の命がかかった重要な局面だ。わが国とヨルダン政府とが緊密な連携を保ち、協力を仰がなければならない」と語った。

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