産経ニュース

ソマリア海賊対処、海自の継続に期待 EU海軍部隊

ニュース 政治

記事詳細

更新


ソマリア海賊対処、海自の継続に期待 EU海軍部隊

 【ロンドン=杉本康士】欧州連合(EU)海軍部隊のマーティン・スミス司令官は26日、海上自衛隊によるソマリア沖アデン湾での海賊対処活動について「日本は艦船と哨戒機の双方で貢献している。今後も活動を継続してくれることを期待している」と述べた。海自の活動期間は7月で終了する予定で、さらなる活動期間の延長を求めた形だ。

 ロンドン郊外のEU海軍部隊司令部で産経新聞などの取材に答えた。

 アデン湾での海賊活動は減少傾向にあるが、スミス司令官は「海賊対処活動による効果をいかに今後も維持できるかが大事だ」と指摘。「海賊行為への恒久的な対策の鍵は陸上にある」と述べ、EU部隊が行っている沿岸部の武装船に対する攻撃などの活動の重要性を強調した。

 EUは共通安全保障・防衛施策(CSDP)に基づき、2008年から海賊対処のためのアタランタ作戦部隊を編成。昨年1月には海自護衛艦の艦載哨戒ヘリが発見した海賊船をEU部隊が拿捕(だほ)し、海賊5人の逮捕・起訴に結びついたほか、昨年10月には海自とEU部隊が初の共同訓練を実施している。

「ニュース」のランキング