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新潟・弥彦村なんと「36年ぶり」村長選へ 20日告示も「村割れる」…戸惑いの声

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新潟・弥彦村なんと「36年ぶり」村長選へ 20日告示も「村割れる」…戸惑いの声

 20日に告示される新潟県弥彦村長選(25日投開票)が、36年ぶりに選挙戦になる見通しだ。過去8回無投票が続いたが、4期目を目指す現職の大谷良孝氏(58)と、村財政の改革を主張する新人で元日本経済新聞記者、小林豊彦氏(69)が立候補を表明している。村民は村政の活性化を期待する一方、「村が割れてしまうのではないか」と戸惑いの声も漏れる。

 同村長選は本間道夫氏が当選した昭和54年を最後に行われておらず、同氏が1期、続く安達行雄氏が4期、大谷氏が3期連続無投票で当選している。

 その一因は、54年の選挙戦が村を二分する争いになったことにある。投票率は97%に達し、高齢者をリヤカーに乗せて投票所へ運ぶほどだったとされる。

 関係者は「前回のトラウマから、選挙戦を避ける風潮があった」と明かす。村人口は約8500人、小さな集落は数十人程度のため、誰がどの候補に投票したか分かってしまうという。

 今回、争点となりそうなのが村財政だ。同村は平成の大合併で独自路線を選んだ。その村の経済を支えているのは農業と観光、そして全国唯一、村営の弥彦競輪場だ。

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