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【民主党代表選】リベラル系に流れた岡田氏 配慮の運営必至 バラバラ感払拭なお険し

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【民主党代表選】
リベラル系に流れた岡田氏 配慮の運営必至 バラバラ感払拭なお険し

細野豪志元幹事長(左)と長妻昭元厚生労働相(右)に握手を求める岡田克也代表=18日午後、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ(酒巻俊介撮影)

 民主党代表選の雌雄を決したのはリベラル系だった。岡田克也、細野豪志両氏の決選投票の国会議員票の差はわずか6票。1回目の投票で3位だった長妻昭元厚生労働相を支持する旧社会党の赤松広隆前衆院副議長グループの十数人が岡田氏に流れた。赤松氏らは集団的自衛権行使や原発再稼働に反対の姿勢で、岡田氏は“左旋回”せざるを得ない構図になった。保守系とのバラバラ感の払拭の道のりは前途多難だ。

 ■「長妻さんにお礼」

 「まず、長妻さんにお礼を申し上げたい。代表選での発言には説得力があり、勉強させてもらった」

 岡田氏は決選投票直前の演説でこう切り出し、長妻陣営に猛烈にアピールした。演説文を事前に用意していた岡田氏は「安倍晋三首相は憲法観を撤回しなければならない」とも語り、憲法改正を嫌う赤松氏らに最大限の配慮を示した。

 これには伏線があった。岡田氏と赤松氏は17日夜、都内のホテルでひそかに会談した。「オレの処遇はいいから若いヤツを頼む」。赤松氏は近藤昭一元環境副大臣らを念頭に、決選投票の岡田氏応援の見返りとして人事での処遇を求めた。岡田氏は明確な回答は避けたが、この演説で人事や政策の方向性が大きく縛られた格好となった。

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