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【民主党代表選】長妻昭氏インタビュー 「リベラルの方が社会安定」

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【民主党代表選】
長妻昭氏インタビュー 「リベラルの方が社会安定」

インタビューに答える長妻昭元厚生労働相=9日、東京・永田町の民主党本部(酒巻俊介撮影)

 --リベラルの中身は

 「新自由主義の対立軸だ。新自由主義は自立や自己責任が重要で、こぼれた人のためにセーフティーネットを整備するという考えだ。リベラルは、こぼれ落ちないように公助や共助を組み合わせ自立を支えていく。その方が社会に活力が生まれ、安定する。社会的なコストも実は低く済む」

 --野党再編についての考えは

 「共産党を含め全ての野党と国会での共闘は密にする。しかし、党が一緒になるというのは話が全く別だ。民主党の中で詰め切れていない政策をきちっと詰めて、旗を明確に掲げていくのが先決だ」

 --党内のガバナンス(統治)をどう強化する

 「公式の部会やプライベートな場も含めて徹底的に議論し、全員が合意できる案をつくっていく。着地点がなかなか出ないときは、リーダーである代表が決断して、その筋で説得していく。正式に決まった後に、違う行動をとった場合は党規に従って粛々と対応していく。代表(に必要なの)は一に忍耐、二に忍耐だ」

 --集団的自衛権の行使に否定的だ

 「歯止めのない集団的自衛権は認めるべきではない。あくまで個別的自衛権の範囲内で法整備を急ぐべきだ。安倍晋三内閣の閣議決定は『個別的自衛のためだけに集団的自衛権を使える』という奇妙なロジックになっている。そうであれば個別的自衛権の範囲内でできるはずだ」

 --原発再稼働の是非は

 「実効性のある避難計画、住民の同意、テロを防ぐための確かな対策がない限り再稼働はしない。(再稼働が見込まれる)九州電力川内原発も、実効性のある避難計画はない。今のままでは到底、認められない」

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