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整備新幹線、開業前倒し 北海道5年、北陸3年 政府・与党方針

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整備新幹線、開業前倒し 北海道5年、北陸3年 政府・与党方針

 政府・与党は22日、整備新幹線の延伸区間の開業時期を、北海道新幹線で5年程度、北陸新幹線で3年程度、それぞれ前倒しする方針を固めた。新幹線を運行するJR各社が将来支払う施設使用料(貸付料)を担保とした借入金を増やすほか、建設費の国費負担分を増額することで財源を確保する方針。前倒し開業は地方経済への効果が大きいと判断した。

 与党は7月、北海道新幹線の新函館北斗-札幌間を現行予定の平成47年度から5年、北陸新幹線の金沢-敦賀間を37年度から3年、九州新幹線(長崎ルート)の武雄温泉-長崎間を可能な限り、開業時期を前倒すよう政府に要望していた。

 北海道5年、北陸3年の前倒し開業には5400億円が必要。国土交通省の当初の試算では貸付料を担保とした借入金で確保できるのは約2千億円だったが、JR貨物への助成金を見直したり、借入金の金利想定を足元の低金利を踏まえて引き下げたりすれば財源の上積みが可能と判断した。

 それでも不足が見込まれる財源は国と地方で追加負担する方向で調整する。国費は今年度で720億円だが、数十億円増額する案が浮上している。

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