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【自民1強時代】「数は力だ!」 新人15人めぐり争奪戦 首相も参戦 ますます太る町村派 焦る額賀派

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【自民1強時代】
「数は力だ!」 新人15人めぐり争奪戦 首相も参戦 ますます太る町村派 焦る額賀派

谷垣禎一幹事長のグループ入りが決まっている新人の加藤鮎子氏

 衆院選で「1強」態勢を維持した自民党内で、各派閥による新人議員争奪戦が熱を帯びている。「数は力」だけに各派とも勢力拡大に躍起だが、119人の新人が誕生した平成24年の衆院選とは異なり、今回はわずか15人という小さなパイの奪い合い。早くも複数の新人を確保した派閥もあれば、新人に見向きもされない派閥もあり、各派の盛衰を見せつけている。(力武崇樹)

 衆院選の投開票から一夜明けた15日の夜、安倍晋三首相(党総裁)は自ら携帯電話を握り、出身派閥で党内最大の町村派(清和政策研究会)への勧誘に乗り出した。かけた先は、大阪14区で敗れながら、比例近畿ブロックで復活当選した長尾敬氏だった。

 「難しい選挙区だったけどよかったね。最初は無派閥でいく人もいるけど、どうする?」

 首相が町村派への入会を誘うと、長尾氏は「ご一緒させていただきます」と即答した。民主党で衆院議員の経験があり、今回が2期目の長尾氏は新人ではないが、自民党では初当選。その光景は争奪戦が激しく行われていることをうかがわせる。

 町村派を外れている首相が自ら勧誘に乗り出すのは、政権運営を安定させるため派内の影響力を強めたいとの思惑がありそうだ。

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