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【衆院選2014】スーパーや駅、大学に期日前投票所 選管が投票率アップ作戦

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【衆院選2014】
スーパーや駅、大学に期日前投票所 選管が投票率アップ作戦

 仕事などで投票日に投票できない人のために設けられた期日前投票で、各選挙管理委員会が工夫をこらしている。投票所を利用者の多いスーパーや駅などに設置。利便性の向上を図ることで期日前投票者数を増やし、投票率アップを狙う。

 秋田県男鹿市では、平成21年から「スーパーセンターアマノ男鹿店」に期日前投票所を設けている。市選管によると、3~9日の利用者は2936人。他に9カ所の投票所があるが、利用者は計1433人で、スーパーが群を抜いている。「買い物や通勤のついでに寄れる」と好評だという。

 投票率が低く、長野県の全19市の中で、ワースト争いの常連だという松本市では、JR松本駅自由通路に投票所を設置。前回の24年衆院選では、行政施設に比べて利用者が多いといい、成果が現れている。

 総務省によると、期日前投票制度は15年に導入された。各選管は、必ず午前8時半~午後8時まで開く投票所1カ所を設けなければならない。ただ、2カ所目以降は時間などには縛られず、近年では自治体による弾力的な運用がされるようになったという。導入直後の16年参院選では全投票者に占める期日前投票者の割合は12・4%だったが、昨夏の参院選では23・6%まで増えた。

 松山市選管は昨年の参院選から、学生の要望に応え、松山大に3日間限定で投票所を設けた。今年の愛媛知事選と松山市長選からは愛媛大にも拡大。今回の衆院選でも12日まで設けている。

 選管によると、期日前投票所を設けた後のアンケートでは、学生有権者のうち64%が投票したと回答した選挙もあった。昨夏の参院選の20代投票率(全国)は33%。担当者は「身近に投票所があれば関心につながる。若者の投票率アップの策として期待できる」と話している。

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