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【衆院選】“膨張路線”ひた走る民主 安倍首相は「烏合の衆」と批判

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【衆院選】
“膨張路線”ひた走る民主 安倍首相は「烏合の衆」と批判

衆院が解散され、民主党の会合で気勢を上げる海江田代表(左)と、自民党の会合でげきを飛ばす安倍首相=21日午後

 衆院が21日に解散され、野党は安倍晋三政権に代わる勢力の結集を目指している。ただ、12月2日の衆院選公示を前に民主党に駆け込む前議員は後を絶たず、21日に発表された維新の党の公認候補に前回は他党から立候補した元議員らの名も少なくない。候補者のいない選挙区を急ぎ埋める“膨張路線”にひた走り、「選挙互助政党」になりつつある両党の姿がうかがえる。

 「これから自民党に4年間任せたら、日本はとんでもない方向にいってしまう。私たちこそ、その流れをただす勢力になる」

 民主党の海江田万里代表は21日、衆院解散直後の両院議員総会で気勢を上げた。民主党の議席増をあてこみ、他党からの駆け込みが相次ぐ現状への自信がうかがえる。

 この日は、解党が決まったみんなの党から新たに柏倉祐司前衆院議員らが党本部に枝野幸男幹事長を訪ね、入党を願い出た。柏倉氏は栃木1区で民主党公認候補となる方向だ。

 生活の党の鈴木克昌、小宮山泰子両氏は国会内で記者会見し、民主党への復党を発表した。民主党が消費税増税を凍結したことで「壁が取れた」(鈴木氏)と語った。

 しかし、柏倉氏は民主党や同党支持団体の労働組合を批判してきたみんなの党の渡辺喜美前代表の側近として活動してきた。生活の党と民主党は原発再稼働をめぐり立場が異なる。

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