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【衆院選】自民「勝てる候補」へ電撃差し替え…「大義」批判にピリピリ

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【衆院選】
自民「勝てる候補」へ電撃差し替え…「大義」批判にピリピリ

 桜井氏は前回、民主党の岡田克也代表代行の対抗馬として立候補したが、「選挙区で浸透しておらず、党三重県連との折り合いも悪い」(党幹部)と判断。嶋田氏の知名度アップのため、複数の閣僚経験者らが応援演説に入る日程も整えた。党幹部は「東北や南関東など他の地域でも候補者差し替えの可否を検討している」と打ち明ける。

 ■「楽勝ムードが変わりつつある」

 党内がピリピリしたムードに包まれているのは、今回の衆院選が決して楽な戦いにはならないとの認識が急速に広まっているからだ。

 安倍首相の解散方針を受け、衆院選の争点になるはずだった消費税再増税の先送りに野党各党が賛成姿勢を表明。自民党幹部は「各地で『大義』をしつこく問われ、楽勝ムードが変わりつつある」と表情を曇らせる。新人議員に対しては投票率の低下を見込み、地方議員や支持団体の組織票を確実にまとめるよう、厳しく指示を出している。

 党執行部は、現職閣僚や知名度の高い前閣僚らの遊説日程を全て党で管理する方針だ。「地元入りより応援を優先させ、激戦区に計画的に投入する」(党選対関係者)という。ある前閣僚は「自分の選挙も危ういのに…」と、想像以上の緊迫感に肩をすくめている。

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