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【政界徒然草】塩崎厚労相はやはり「GPIF専用大臣」なのか? 本人はレッテル払拭に躍起だが…

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【政界徒然草】
塩崎厚労相はやはり「GPIF専用大臣」なのか? 本人はレッテル払拭に躍起だが…

衆院厚生労働委員会で民主党の大串博志氏の質問に対する答弁で、事務方から説明を受ける塩崎恭久厚労相=5日午後、国会・衆院第16委員室(酒巻俊介撮影)

 「GPIF専用大臣」-。塩崎恭久厚生労働相のことを、野党議員はこう陰口をたたいている。

 厚生労働省は年金・医療を中心とする社会保障のほか、今国会で与野党の対決法案だった労働者派遣法改正案を所管している。にもかかわらず、塩崎氏の関心はどうも、世界最大規模の運用資産を抱える「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)の組織改革に集中しているらしい、ということで皮肉を込めて言われているのだ。

 確かに、塩崎氏のGPIF改革への意気込みは並々ならぬものがある。

 「国民からお預かりした年金資金を確固たるリスク管理や内部統制の下で安全、効率的に運用できるようガバナンスを強化することは極めて重要だ」

 塩崎氏は4日、厚労省内で開かれた組織改革を検討する社会保障審議会年金部会(厚労相の諮問機関)の作業班の初会合に駆けつけ、組織改革の必要性を強調し、年内に改革案を取りまとめるよう指示した。

 塩崎氏は作業班設置を決めた10月15日の年金部会にも足を運び、ここでも「GPIFは政府から一定の独立性を保つことが重要だ」と組織改革論を訴えた。

 厚労相自らが部会に出席し、議論の方向性を誘導するような発言をするのは異例といえる。作業班の設置も塩崎氏の意向が反映されている。

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