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【衆院解散論】臨戦態勢を敷き始めた自民党「常在戦場だ!」 維新・橋下氏は「このままなら野党は惨敗…」

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【衆院解散論】
臨戦態勢を敷き始めた自民党「常在戦場だ!」 維新・橋下氏は「このままなら野党は惨敗…」

 早期の衆院解散に備え、与野党に臨戦態勢を整える動きが出てきた。安倍晋三首相が来年10月の消費税率再引き上げを見送った上で、年内にも解散に踏み切るとの見方が広がっているためだ。自民党執行部は選挙準備を急ぐ方針。一方、民主党など野党は候補者調整を進める構えを見せている。(水内茂幸、酒井充)

 「仮に前へ進むということになれば、大義名分は何かということとスケジュール管理が必要だ」

 10日夕に国会内で開かれた自民党役員会。二階俊博総務会長が「解散について議論になっているが、どういう状況なのか報告してほしい」と説明を求めると、谷垣禎一幹事長はそう答えた。

 茂木敏充選対委員長は同日、那覇市内で記者団に「常在戦場の気持ちで日々の活動をするのは極めて重要だ。いつ解散があってもいいように選挙準備を推進する。空白区を埋める作業や公認調整はしっかり進めている」と語った。小野寺五典前防衛相も9日のフジテレビ番組で「ポスター作成など準備をしっかり整えたい」と語るなど党内は浮足立ちつつある。

 一連の発言から党執行部が解散を視野に入れ始めたのは間違いない。

 次期衆院選から選挙区は「一票の格差」を是正する「0増5減」の影響で295選挙区になるが、自民党は10日現在で278人の公認をすでに内定している。候補者調整に苦闘している野党とは対照的だといえる。首相は9日、羽田空港で記者団に「解散は全く考えていない」ときっぱりと否定したが、もはや解散風はおさまりそうもない。

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