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「異常な国会運営」野党欠席 派遣法改正案 衆院厚労委

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「異常な国会運営」野党欠席 派遣法改正案 衆院厚労委

野党欠席のまま開かれた衆院厚生労働委員会で、時計を気にする安倍晋三首相(奥)=7日午後、国会・衆院第16委員室 (酒巻俊介撮影)

 労働者派遣法改正案を審議する衆院厚生労働委員会は7日、安倍晋三首相が出席して質疑を行った。民主党など野党側は、渡辺博道委員長(自民党)が職権で委員会開催を決めたことに「異常な国会運営だ」などと反発し、この日の委員会を欠席した。自民党は12日にも改正案を採決したい考えで、徹底抗戦の構えの野党との攻防が激しくなっている。

 民主党、維新の党、次世代の党、共産党、みんなの党は委員長職権による委員会開催や、塩崎恭久厚労相の5日の答弁に誤りがあったとして反発し、7日の審議見送りを求めたが、渡辺氏は採決の前提となる首相出席の質疑を行うことを決定。野党は午前の委員会に引き続き、午後も欠席した。首相は、野党が質問するはずだった約90分間、委員会室に残って待機した。

 首相はその後、与党側の質疑で「派遣労働者の正社員への道が開かれるようにするものだ」と述べ、労働者派遣法を改正する意義を強調した。その上で、派遣労働者の固定化につながるとして反対する野党側の主張を念頭に、「『生涯派遣法案』との指摘は当たらない。レッテル貼りは不毛だ」と痛烈に批判した。

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