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日中外相も会談へ 日中首脳会談、関係改善に両国が一致

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日中外相も会談へ 日中首脳会談、関係改善に両国が一致

日中首脳会談開催に関し、記者の質問に答える岸田外相=7日夜、北京(共同)

 安倍晋三首相と中国の習近平国家主席による首脳会談が、10、11両日に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、行われることが固まった。日本政府関係者が7日、明らかにした。具体的な最終調整を急ぐが、正式な首脳会談は平成24年5月以来となる。

 首相は6、7両日に谷内正太郎国家安全保障局長を北京に派遣。谷内氏は中国の楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)国務委員と会談し、双方の立場や首脳会談の形式などについて詰めの協議を行った。

 谷内、楊両氏の会談では(1)戦略的互恵関係の発展を確認(2)歴史を直視し未来に向かう精神に従い、政治的困難の克服で若干の一致(3)尖閣諸島(沖縄県石垣市)などでの緊張状態に異なる見解を有し、対話と協議を通じた不測の事態回避で一致(4)政治、外交、安全保障対話を徐々に再開し、信頼関係の構築に努めることで一致-の4点を確認した。

 首脳会談では、そうした確認内容に沿って双方の懸案を話し合うとみられる。

 日中首脳会談をめぐっては、前提条件なしの開催を求める日本側と、尖閣諸島について領有権問題が存在することや首相が靖国神社を参拝しないことを明確にするよう迫る中国側との間で意見の隔たりがあり、実現に向けた駆け引きが行われていた。

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