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「千島・南樺太は日本領」 ソ連結成時1959年作成の地図で明記 ポーツマス条約の有効性認める

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「千島・南樺太は日本領」 ソ連結成時1959年作成の地図で明記 ポーツマス条約の有効性認める

 この声明通り、ソ連は40年に日本が不可侵条約を提案した際や41年4月の中立条約締結時などで、ポーツマス条約に拘束されず、南樺太と1875年の千島樺太交換条約で合法的に日本に帰属していた千島列島の返還を要求した。

 ソ連の千島、南樺太に対する執着が大戦末期のヤルタ密約につながり、中立条約を破った対日参戦で南樺太と千島列島を占領。北方領土問題は現在も続いている。

 プーチン政権は、北方領土領有の根拠を「大戦の結果」としているが、スターリンは日本が降伏文書に調印した1945年9月2日の演説で、「歴史に残した汚点を40年間取り除こうと待っていた。南樺太と千島が引き渡され、日本の侵略から防衛する基地となる」と語っている。

【用語解説】ポーツマス条約 明治38(1905)年9月、アメリカのポーツマスでセオドア・ルーズベルト米大統領の仲介により結んだ日露戦争の講和条約。樺太(サハリン)南半分の日本への割譲や、旅順・大連の租借権および長春以南の鉄道(南満州鉄道)と付属の利権(炭鉱の採掘権など)の譲渡、日本の朝鮮半島における権益の承認などを決めた。

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