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【金曜討論】外国人の住民投票権 福嶋浩彦氏「選挙権とは別、外交にもプラス」、長尾一紘氏「安全保障の根幹に危険も」

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【金曜討論】
外国人の住民投票権 福嶋浩彦氏「選挙権とは別、外交にもプラス」、長尾一紘氏「安全保障の根幹に危険も」

福嶋浩彦氏(溝上健良撮影)

 自治体に関する重要事案について住民が直接、意思表示する住民投票に、外国人も参加できる住民投票条例を制定する自治体が増えており、川崎市や広島市ですでに外国人の投票が可能になっている。この条例は公職選挙法や地方自治法の適用を受けないため、外国人の投票も問題ないとされるが、実質的に外国人地方参政権を認めることになるとの懸念の声もある。元千葉県我孫子市長で中央学院大の福嶋浩彦教授と、中央大の長尾一紘名誉教授に見解を聞いた。(溝上健良)

 ≪福嶋浩彦氏≫

日本の安全上もプラス

 --外国人に住民投票権を認める自治体が増えている

 「住民投票自体、まだあまり広がっていないと考えるが、地方自治は国の政策をアレンジして実行するものではなく、市民一人一人から出発し、皆で議論して合意を生み出し、その合意で地域社会をつくっていくものだ。日本人と同様に地域で生活し、納税し、公共サービスを利用している永住外国人が、可能な範囲で合意形成の場に入ることは大切だ。外国人の住民投票権が広がるのは当たり前だと思う」

 --我孫子市で外国人に住民投票権を認める際、議論にならなかったか

 「市議会でもこの点はさほど問題にならなかった。地方での外国人選挙権は憲法上、禁止説と容認説と両論あるが、条例で定める住民投票への外国人参加が違憲だという議論は成り立たない。外国人の参加を認めるかどうかは条例に委ねられている、というのが我孫子市議会の共通理解だったと思う」

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