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【歴史戦 第7部 崩れ始めた壁(5)】「おわび戦術効果ない」覚悟求められ 国会議員沈黙

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【歴史戦 第7部 崩れ始めた壁(5)】
「おわび戦術効果ない」覚悟求められ 国会議員沈黙

 大川には是正への強い思いがあった。20年3月以降、40を超える地方議会が意見書を可決するなど、宝塚から全国へと意見書を拡散させてしまったからだ。各地の議会が先例として参考にしたとみられる宝塚の意見書は、こんな文言で始まる。

 「2007(平成19)年7月30日、アメリカ下院議会は全会一致で、『日本軍が女性を強制的に性奴隷にした』ことを『公式に認め』『謝罪する』よう日本政府に求める決議を採択しました」

朝日に振り回された

 慰安婦への国家補償などを勧告した1996(平成8)年の国連人権委員会のクマラスワミ報告書は、吉田清治の著作などを使って慰安婦を「性奴隷」と認定し、後に韓国などが対日批判をする際の根拠にされていった。

 宝塚の意見書はこうもつづっていた。「日本政府が(略)いまだに公式に謝罪もせず、補償もせず、真相究明や責任者処罰をしないばかりか、教科書からもその記述を消し去って、無かったことにしようとしていることに対して、世界各国で批判の声が高まっている」

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