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【歴史戦 第7部 崩れ始めた壁(5)】「おわび戦術効果ない」覚悟求められ 国会議員沈黙

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【歴史戦 第7部 崩れ始めた壁(5)】
「おわび戦術効果ない」覚悟求められ 国会議員沈黙

 朝日新聞が慰安婦報道の誤報を認めたにもかかわらず、国際的に慰安婦問題の誤解を解く積極的な行動が求められる国会議員の動きは鈍い。吉田清治による「吉田証言」の虚偽をいち早く立証した現代史家の秦郁彦は29日、国会内で開かれた民主党の会合「近現代史研究会」で講演した。

 秦は、21日に米カリフォルニア州グレンデール市の市議会に出席し、同市内に韓国系団体の強い要請で設置された慰安婦像に対して事実関係をもとに批判した「テキサス親父」ことテキサス州在住の評論家、トニー・マラーノの行動を紹介。

 「米国人に先を越されてしまった」と嘆息した秦はこう続け、民主党議員に歴史戦に挑む覚悟を求めた。

 「『おわび戦術』に効果はない。正道は、テキサス親父の戦術だ。韓国は何を言ってもダメ。韓国をテーマにして、米国を戦場にして戦うのが一つの方法だ」

 秦は、自民党の元財務相、額賀福志郎が会長を務める超党派の日韓議員連盟が24~25日に訪韓したことも取り上げた。

 日韓議連が韓国大統領の朴槿恵(パク・クネ)との会談や韓日議連との共同声明で、産経新聞前ソウル支局長の加藤達也が朴への名誉毀損(きそん)で起訴された問題について言及しなかったことに失望感をあらわにし、こう皮肉った。

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