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【山谷氏への「懇ろ」やじ】民主・野田氏「セクハラ」否定 執行部逃げに終始 自民も徹底追及せず

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【山谷氏への「懇ろ」やじ】
民主・野田氏「セクハラ」否定 執行部逃げに終始 自民も徹底追及せず

 民主党議員が参院予算委員会で山谷えり子国家公安委員長に対し「懇ろ」とやじを飛ばした問題で、民主党の野田国義参院議員が8日、記者団に自らの発言と明らかにした。「誤解を招き申し訳なかった」と釈明したが、同党執行部も含め「セクハラやじ」とは認めなかった。閣僚が標的にされた参院自民党にも徹底追及の姿勢は見えず、うやむやの決着となりそうだ。(楠城泰介、村上智博)

 野田氏は「思想的に親しいとの意味で使った」と述べ、セクハラの意図がないと強調。セクハラと解釈されたことに「逆に憤っている」と開き直り、発言内容への反省は皆無だった。

 「九州ではよく使う言葉」とも強弁した野田氏は、古賀誠自民党元幹事長の秘書や福岡県八女市長を経て平成21年の衆院選で民主党公認で初当選。24年に落選後、25年参院選で福岡選挙区で当選した。

 野田氏は7日の参院予算委で、同僚議員が山谷氏に対し「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の男性幹部との関係を追及している際、「(山谷氏の)宿泊先まで知っているのは懇ろの関係じゃねえか」とやじを飛ばした。

 「懇ろ」は「親しい」の意味もあるが、「宿泊先」と絡めた場合、「男女が情を通じる」と解釈するのが一般的だ。ヘイトスピーチ(憎悪表現)の規制を求める民主党が逆に「人権侵害」(自民党幹部)を助長した形となった。

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