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自衛隊は実際に戦えるのか? ソマリアが舞台の『土漠の花』著者・月村了衛さんに聞く

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自衛隊は実際に戦えるのか? ソマリアが舞台の『土漠の花』著者・月村了衛さんに聞く

「冒険小説の復権を目指したい」と話す月村了衛さん

 --部隊まるごと行方不明という事態もあり得たわけですね

 「起こりうる可能性は大ですね。そうなった場合に省庁としては体面がありますし、外交的問題もある。先ごろ警察庁の幹部が『パチンコ玉が換金できるとは知らなかった』と公的な場で発言していましたが、キャリア官僚に聞くと『それはもう、そう言うしかないだろう』というわけですね。分かっていてもそう言わざるをえないということはあるわけで、防衛省がシラを切らざるをえないということはありえるでしょう」

 --実際は戦闘で死んだけれども“事故死”扱いになることはあり得ると

 「はい。その危険は隊員も覚悟の上で行っていると思いますし」

 --この作品中では部族の女性を守って自衛官が戦う。終戦後に台湾やインドネシアに残って戦った日本軍の流れも感じるが

 「特に日本ということを意識したわけではなく、伝統的な物語の骨格を考えたときに、ヒロインを皆で護衛しながらA地点からB地点に移動するというのは基本的なラインなので、ともかく『王道を行くのだ』というつもりで書いていました。自分としてはエンタメ作品の直系の後継者だと思っています」

 --この作品は映像化を想定して書いているようにも思えるが

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