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対立深刻化 参院自民、脇幹事長が溝手会長に辞任要求

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対立深刻化 参院自民、脇幹事長が溝手会長に辞任要求

総務会に臨む溝手顕正参院会長(左)と脇雅史参院幹事長=9日午前、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)

 自民党の脇雅史参院幹事長は9日の参院執行部会で、参院の「一票の格差」是正に向けた選挙制度改革に消極的だとして、溝手顕正参院議員会長に対し会長辞任を求めた。これに対し、溝手氏は12日に特別総会を開き、新執行部を決めると宣言。脇氏を事実上更迭し、中央突破を図る考えだ。執行部内での対立が深刻化している。

 「来春の統一地方選後まで選挙制度の見直しをやらないという会長の考えには大変な誤りがある。自民党の信用を失墜させる行為だ。責任を取るべきだ」

 執行部会で脇氏は溝手氏をこう批判した。与野党の選挙制度協議会の座長を務める脇氏は今年4月、隣接する選挙区を統合する「合区案」を提示したが、溝手氏らが反発し自民党は具体的な代替案をまとめずにきた。脇氏は「このままでは統一地方選は戦えない」とも語ったが、溝手氏は「言わずもがなだ。分かっている」と取り合わなかった。

 これに先立ち、脇氏は党役員連絡会でも「参院議長から年内に結論を出すように言われている。自民党だけ案を出していないのはおかしい。これは私の遺言だ」と述べ、離党も辞さない構えをみせた。

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