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群馬「正論」懇話会で西岡力氏講演 「朝日新聞は事実ねじ曲げた」

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群馬「正論」懇話会で西岡力氏講演 「朝日新聞は事実ねじ曲げた」

 前橋市日吉町の前橋商工会議所会館で25日に開かれた群馬「正論」懇話会(会長・金子才十郎カネコ種苗会長)の第35回講演会には、産経新聞社の「正論路線」に共鳴する会員や愛読者など約100人が参加し、東京基督教大教授の西岡力氏の講演に熱心に耳を傾けた。

 西岡氏は朝日新聞が5、6の両日に掲載した慰安婦報道の検証で、「女子挺身隊の名で、戦場に連行されたという『朝鮮人従軍慰安婦』」のうち、一人が名乗り出た」とした平成3年8月11日付の植村隆元記者の記事について、「貧困のためキーセンに売られたという女性の発言が書かれていない。植村氏の義理の母親は個人補償請求裁判の原告組織リーダー。裁判で有利になるよう事実を歪曲(わいきょく)した」と指摘した。

 さらに、「女子挺身隊は国家総動員法に基づく公的制度。慰安婦とは何も関係ない。従軍慰安婦と挺身隊を混同し、事実をねじ曲げた」「旧日本軍が慰安婦に関与していたと証言した(自称・元山口県労務報国会下関支部動員部長の)吉田清治氏の名前を最初に出し、日本中に広めたのが朝日新聞だ」と批判した。

 また、西岡氏は「国連文書(クマラスワミ報告書)では吉田証言が事実とされている。日本の国益や先人の名誉が傷つけられた」と述べた。

 北朝鮮の拉致問題では「朝鮮総連に対する締め付けが厳しくなり、北朝鮮は困って日本に接近してきている。拉致被害者らの再調査報告がある9月に何が起きるのか注視していく」とし、北朝鮮の対応を慎重に見極めるべきだとの考えを強調した。

 講演を聴いた拉致被害者家族を支援する「救う会・群馬」の事務局長、大野敏雄さん(78)は「拉致解決のため、世論を盛り上げていく重要性を認識した。ともすれば心身ともに弱気になりそうだが、身近なところに拉致被害者がいるということを、これからもアピールしていきたい」と語った。

 また、前橋市粕川町の無職、三浦利男さん(67)は、「今回が2回目の参加。慰安婦問題での朝日新聞の主張がどう間違っていたかがよく分かった」と述べた。

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