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【貳阡貳拾年 第3部 人口減への処方箋(6)】楽しい老後、米にヒント

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 ◆異世代ホームシェア

 とかく暗いイメージを持ちがちな高齢社会を、もっと積極的にとらえたい。日本国内でもさまざまな動きが出始めている。

 「もう、ひとり暮らしには戻れない」。学生と共同生活を始めた80代の男性はうれしそうに話す。福井大が福井県社会福祉協議会と行う「異世代ホームシェア」事業である。

 取り決めは「時々一緒に食事する」「簡単な手伝いをする」といった程度で、家賃は2万円以内と“格安”だ。当初ぎこちなかった関係も、今は一緒に食事を作ったり、テレビを見たりとすっかり打ち解けた。

 菊地吉信准教授(40)は「地方の持ち家率や高齢化率を鑑みれば、地域再生や高齢者福祉、学生の生活支援など複数のメリットがある」と考える。

 中部大は昨年9月、隣接する愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンで、2、3年生4人が高齢者宅に1~3泊ホームステイする試みを開始した。一緒に料理し、食卓を囲んでおしゃべりをする。戸田香准教授(47)は「学生が地域に入って高齢者とつながりを持つことで、孤独が解消されたり見守り機能になったりするのではと考えた」と狙いを説明する。

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