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【貳阡貳拾年 第3部 人口減への処方箋(6)】楽しい老後、米にヒント

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 ◆「刺激を与える窓」

 授業を一方的に受けるだけではない。自分の専門分野を教えることもある。ダートマス大学で放射線学を教えていた元教授のハート・クロウさん(80)は「(趣味で極めた)建築学を教えたよ」と胸を張った。

 ウルソー氏は「ここでは食事メニューだけでなく、ウクライナ情勢や米国政治など、世界で何が起きているかに関心を抱く人が多い。われわれは『刺激を与える窓』の役割を果たしたい」と強調する。

 共に学び、サークル活動で遊ぶ。知的好奇心を満たされ、キャンパスライフを満喫する高齢者たちはどこまでも若々しい。

 ■高齢社会 もっと積極的に

 「大学連携型CCRC」のもう一つの魅力は、医療・介護サービスの充実だ。体が弱ってきたとき、別の施設に移り住まざるを得ないのでは、精神的にも経済的にも負担が大きい。

 「ケンダル・アット・ハノーバー」の敷地内にはダートマス大学病院の分院や「介護保険付き住宅」があり、要介護状態や認知症になっても心配いらない。

 建築士だったフレッド・ラパンさん(85)も「高齢で病気になると、社会から孤立しがちだ。ここは楽しく、気持ちが充実するから、健康でいられるだけでなく脳も活性化されるよ」と話した。

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