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【貳阡貳拾年 第3部 人口減への処方箋(1)上】夕張=日本の未来図 街を集約、生き残り挑む

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 世界に先例のない急激な人口減少に向かう日本。われわれは、大胆な発想の転換を迫られる。

 北海道の玄関口・新千歳空港から雪道をバスで1時間余り。乗客はわずか3人。バスを降り、市役所周辺の“市街地”を歩いたが通行人はない。

 北海道夕張市。かつて“炭鉱の街”として栄えたが、40年ほど前から相次いで閉山、ピーク時には12万人近くいた人口も現在は1万人を割り込んだ。

 高齢化も急速に進む。夕張市の高齢化率(総人口に占める65歳以上の比率)は全国の市でトップ。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)によると、2010(平成22)年に43・8%だった高齢化率は15年に49・0%、東京五輪が開かれる20年には52・6%と過半数を占める見通しだ。

 ◆税も下水も値上げ

 夕張の姿は決して人ごとではない。07年から7年連続で人口が減少している日本の“未来図”でもある。

 社人研は現在約1億2750万人の日本の総人口が、60年に8674万人まで減少すると推計。2110年には4286万人と5千万人を割り込み、しかも65歳以上の人が4割を超える。東京都でも、20年の1336万人を最後に減少に転じ、60年には1036万人に減少するという。

 人口の減少は、税収が減り、行政サービスを維持できなくなることを意味する。夕張も、市民の生活は大きく変わった。

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