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【島が危ない 第1部 再び対馬を行く(5)】韓国人客増加「漁師にマイナス」

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【島が危ない 第1部 再び対馬を行く(5)】
韓国人客増加「漁師にマイナス」

 二宮組合長によると、対馬にはこれまで、韓国資本で遊漁船を営む7つの業者があったが、厳原町漁協の中からも昨年だけで組合員4人が遊漁船の許可を取得し、韓国人釣り客の水先案内人をしているという。

 「韓国人を案内した方が確実にお金になるでしょ。これからも増えますよ。もし、外規法がなくなるような事態になると、間違いなくもっと増えますね。いずれ、漁師がいなくなってしまうか、韓国に雇われるようになってしまう」

 まさに踏んだり蹴ったりの状態が続いているのだ。

 ◆巻き網漁被害も

 対馬漁民の足を引っ張っているのは、韓国人釣り客だけではない。

 対馬市議会の作元義文議長(64)は、対馬以外の地域から来る日本の漁船の大がかりな巻き網漁による被害も大きいと訴える。

 作元議長によると、巻き網漁は大臣許可が必要。対象は、昭和30年ぐらいまではアジとサバとイワシだけだったが、その後、魚種に「その他の項」が入り、今ではタイ、ブリ、マグロも取るようになったという。

 「対馬は一本釣りと定置網とイカ釣り、あとはマグロの養殖とか、自然を守る漁法ばかりや。(巻き網漁は)船も網もどんどん大きくなり、設備もハイテクになっているのに、法律は昔のまま。巻き網で取る数量を決めるとか、時期を決めるとか、見直してもらわないと」

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