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【島が危ない 第1部 再び対馬を行く(5)】韓国人客増加「漁師にマイナス」

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【島が危ない 第1部 再び対馬を行く(5)】
韓国人客増加「漁師にマイナス」

 長崎県・対馬の漁民を取り巻く自然環境と人的環境が日に日に厳しくなっていることはすでに報告したが、それに輪をかけて漁民を悩ませているのは韓国人らによる違法行為だ。

 厳原(いづはら)町漁業協同組合の二宮昌彦組合長(55)は、韓国人観光客が年々増えていることに、ある程度の経済的効果を認めながらも、「漁師にとってはマイナスだ」という。

 観光客に交じって来島する何万人にものぼる釣り客が問題で、外国人による撒(ま)き餌を禁止している「外国人漁業の規制に関する法律」(外規法)を破るケースが横行しているというのだ。

 二宮組合長によると、海底に残った餌が岩に付着して海藻がはえなくなるなど、自然環境に影響が出るほど過剰な撒き餌が行われているという。

 「水産庁に外規法を厳しくして取り締まる機関を作ってくれと言いよるとですよ。でも、外国人の魚釣りの件は地元で調整してくださいという感じ。国自体が調整をしきらんのに、地元が調整しきるわけがないじゃないですか」

 二宮組合長はさらに、たたみかけた。「韓国に気兼ねをしてなのか、反対に外規法を取っ払うみたいな話があるようです。もし、外規法をなくした場合、韓国人の釣り客はもっと押し寄せてくるでしょう」

 一方、漁業不振で漁に出るのをやめた漁師の中に韓国人釣り客の違法行為を手伝う者も出てきたという。

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