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【島が危ない 第1部 再び対馬を行く(3)】「バスもホテルも韓国優先に」

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【島が危ない 第1部 再び対馬を行く(3)】
「バスもホテルも韓国優先に」

 長崎県対馬市厳原(いづはら)町今屋敷に大規模な免税店がオープンしたのは平成18年6月1日。「売り上げについては企業秘密だから申し上げられない」(店長)というが、店内は、時計やバッグ、化粧品、装飾品、包丁などを買い求める韓国人観光客で満員電車のようだ。

 対馬の韓国人観光客が増え始めたのは、11年7月に韓国・釜山と厳原を結ぶ国際航路が就航して以降。13年4月に島北部の比田勝港と釜山港を約1時間20分で結ぶ航路も運航され、年間1600人程度だった観光客が急増、16年には2万人を超えた。

 その後も増加の一途をたどり、23年10~11月にはJR九州と韓国資本の未来高速が相次いで釜山との間に高速船を就航。24年の韓国人観光客は一気に15万836人に跳ね上がった。

 対馬市商工会の浦田一朗会長(70)は「25年は、18万人までいくと思いますよ。船会社が3社になり、1日3便、多い時は4便くらいあり、ウイークデーでも(観光客が)来ます」と話す。

 ◆経済効果を期待

 観光客が増えれば当然経済効果を期待する。対馬市がまとめた19年度分のデータによると、年間の韓国人観光客は6万5490人。島内消費額は、旅費や宿泊費、飲食費、お土産代などで21億6万4704円にのぼったという。

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