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【島が危ない 第1部・再び対馬を行く(1)下】日韓海底トンネル構想 相次ぐ不動産買収 「心も取られた。これが現状」

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【島が危ない 第1部・再び対馬を行く(1)下】
日韓海底トンネル構想 相次ぐ不動産買収 「心も取られた。これが現状」

 島民が自ら不動産を手放すことに、長市議は「金銭的に問題のある方が手放す。島民の中に買ってくれる人がなかなかおらんのですね。そうすると、相手が外国資本であれ、なんであれ、自分が思った値段に近い値段、あるいはそれ以上の値段であれば売ってしまう。それを食い止めろと言っても止めるすべがない」と島民の心の内を代弁した。

 60歳代の厳原町の建設会社社長も、「島で暮らしていけなくなり、いくらかでもお金になれば売って出て行きたいという島民も多い。将来の見込みがあればいいけどね」と口をそろえた。

 浦田会長は、半ば自嘲気味にこうつぶやく。

 「韓国の人が買うならどうぞ、買ってくださいです。だれも買ってくれんのやから、買っていただいた方がいいじゃないですか。嫌々売る人はいないですからね。売る人は喜んで売るわけや。お金になるわけですから」

 不動産を韓国資本に手放すことへの抵抗感うんぬんよりも、背に腹は代えられないという現実が横たわっている。

食べるためには

 韓国資本とパイプを持つ厳原町の飲食店従業員、Aさん(54)によると、韓国資本が対馬に進出して十数年たつという。

 「民宿でもどこでも、韓国人だらけですよ。釣り宿も韓国人が土地を買うて家を建てて。自分も知っているけど、対馬の人たちが名義を貸すんですね」

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