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【貳阡貳拾年 第1部・111人の予想図(4)】アジア伸長に歴史の教訓

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 しかし、細谷教授もアジアの視界不良を口にする。日米が世界1、2位の経済大国だった時代は終わり、価値観を共有しない米中が競り合う時代になったからだ。太平洋はもはや、「平和と安定の海」ではない。

 アジアは日中印3カ国が牽引(けんいん)するとみる識者は多い。半面、「アジアは独立心旺盛な国々の集まりで、歴史的に中国との間に苦い経験があり、中国が継続的な利益を得ることはできないだろう。中国はアジアで苦しんでいる」(サター教授)との見方もある。

 ハンスディートリヒ・ゲンシャー元ドイツ外相(86)は「欧州の成功の歴史を見てほしい」と呼びかける。「第一次、第二次世界大戦の場は新たな平和的秩序の中心になり、イデオロギーや軍事的な対決を克服した」

 この警句を聞き入れる覚悟をアジアは試される。

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