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【貳阡貳拾年 第1部・111人の予想図(2)】日本回帰こそクール

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 東京五輪開催が決まった昨年9月。インターネットの海外コミュニティーでは、“クールジャパン通”たちが英語でこんなコメントを交わしていた。

 「たぶん、IOC(国際オリンピック委員会)が『AKIRA』のファンだったんだな」「トーキョーはまだネオトーキョーになってないぞ」

 「AKIRA」は、昨年紫綬褒章を受けた漫画家、大友克洋さん(59)が1982~90年に連載し、アニメ化もされ世界中にファンがいるSF作品で、舞台は2020年の五輪を翌年に控えた「ネオ東京」。海外でトーキョーと聞けば思い浮かべられるクールジャパンの作品群-それは日本の“顔”でもあり、20年に向けて発信力が最も問われる分野でもある。

出超はアニメだけ

 国の推計では、クールジャパンに含まれるファッション▽食▽メディア・コンテンツ▽観光▽ものづくり-の5分野は20年、09年の倍の932兆円の海外市場があるとされ、民主党政権時代にそのうち8兆~11兆円の取り込みを日本の目標にしたこともある。

 ただ、元参院議員で経済学者の竹中平蔵さん(62)は「クールともてはやされてはいるが、実は和食を除いて輸出超過になっているのはアニメだけ。あとの美術品などは輸入超過の状態で、言われているほど強くない」とクギを刺す。それでも「五輪開催で東京の露出が高まると、他の分野でも強みが出てくる可能性がある」として、五輪が文化発信の底上げにつながると期待する。

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