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尖閣北東に無人機 中国か、空自機が緊急発進 日本の防空識別圏に入る

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尖閣北東に無人機 中国か、空自機が緊急発進 日本の防空識別圏に入る

 防衛省統合幕僚監部は9日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)北東の公海上空で同日午前、無人機とみられる航空機が数時間にわたり飛行したと発表した。機体は日本が設定している防空識別圏に入ったため、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)して対応、領空侵犯はなかった。同省は「国籍不明」としているが、中国機とみられる。

 同省が無人機の飛行を目視で確認し、緊急発進で対応したとして公表するのは初めて。機体は尖閣・魚釣島から北東約200キロ付近で徘徊(はいかい)するような飛行をした後、北西へ引き返した。

 小野寺五典(いつのり)防衛相は札幌市内で記者団に対し、「特異な事例だ」と指摘。菅義偉(よしひで)官房長官は記者会見で「わが国の領土、領海、領空を守る観点から厳正な警戒態勢を敷いていきたい」と強調した。中国外務省の洪磊報道官は記者会見で「(そうした)事態を把握していない」と述べた。

 一方、8日午前には中国軍のH6爆撃機2機が沖縄本島-宮古島間の公海上空を往復飛行した。中国軍機の南西諸島通過は7月にY8早期警戒機が同空域を通過して以来。中国国防省は「今後も計画に従い、この種類の定例訓練を行う」との談話を発表した。

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