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社民党、10月に党首選 「推薦人200人」のハードル越えられるか

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社民党、10月に党首選 「推薦人200人」のハードル越えられるか

 社民党は29日の常任幹事会で、福島瑞穂前党首の辞任に伴う党首選を9月27日告示、10月12、13日投票、14日開票の日程で行うことを決めた。複数の候補者が出馬すれば平成8年に党名を変更して以来、初の党首選となる。長期低落傾向に歯止めがかからないかつての「左翼の雄」だが、再生を期する党首選には、全盛期から引きずるある「遺産」が足かせになっている。(原川貴郎)

 「全党員の投票で選ぶことが求心力につながる」

 又市征治党首代行は常任幹事会後の記者会見で、党首選の意義を強調した。

 だが、現実は「言うは易く行うは難し」-。社会党から社民党に党名を変更してからこれまでの間、土井たか子元衆院議長、福島氏はいずれも、無投票で当選または再選している。選挙を阻んできたのは厳しい立候補の要件だ。

 18年に改正された党首選規則によると、党員なら立候補できるが、所属する都道府県連の推薦と、所属国会議員の3分の1以上か党員200人以上の推薦が必要。社会党時代の最盛期には200人を超えた所属国会議員も、現在はわずか5人。国会議員推薦なら2人確保する必要がある。

 又市氏は会見で新党首について「衆院小選挙区で勝った人がやるべきだ」と照屋寛徳国対委員長を推す意向を示したが、その又市氏自身の出馬も取り沙汰されている。推薦人の国会議員争奪戦は確実で、地方議員などが出馬する場合は党員200人以上の推薦人集めを余儀なくされそうだ。

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