産経ニュース

【産経新聞「国民の憲法」要綱】「改憲」で政界再編も

ニュース 政治

記事詳細

更新

【産経新聞「国民の憲法」要綱】
「改憲」で政界再編も

 現行憲法の改正発議の要件を緩和する第96条改正が夏の参院選の争点に浮上するなか、憲法に対する各党の取り組みは「前向き」から「様子見」までさまざまだ。改憲派を結集して政界再編を目指す動きも表面化しており、「憲法」は永田町の重要なキーワードとなりそうだ。

 自民・維新は積極姿勢

 憲法をめぐる政界のトップランナーは昨年4月に憲法改正草案を策定した自民党だ。各党が憲法観を披露する衆院憲法審査会では草案に沿って「天皇は元首と位置づける」「集団的自衛権行使は認められる」などと主張。見解は改憲政党の中で最も歯切れが良い。

 安倍晋三首相(党総裁)は23日の参院予算委員会で、第96条改正について「夏の参院選でも改正を掲げて戦うべきだ」と述べ、争点化する考えを明らかにしている。

 憲法改正が必要な国会一院制導入などを訴える日本維新の会も改憲に熱心だ。

 参院選までに天皇や安全保障など憲法の重要テーマに関する「基本的見解」をまとめることを決定し、第96条を緩和する改正案もすでに取りまとめた。

 橋下徹共同代表と首相は9日に官邸で会談した際「96条緩和は必要」との方向で一致しており、両党の足並みはそろっている。

(次ページ)まとまらぬ公明・民主

※ファイルのサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合もあります、ご注意ください。

「ニュース」のランキング