閣僚ら10連休に続々と海外訪問へ - 産経ニュース

閣僚ら10連休に続々と海外訪問へ

 皇位継承に伴う10連休前後に、閣僚や与党幹部の海外訪問が相次いで予定されている。既に安倍晋三首相が米国など欧米6カ国を歴訪中で、24日には自民党の二階俊博幹事長が中国・北京を訪問した。特に新元号「令和」初日の5月1日は6閣僚が海外に出発するなど出国ピークとなる。
 安倍首相は日本時間27、28両日に米国を訪問し、トランプ米大統領と会談する予定。衆院事務局などによると、麻生太郎副総理兼財務相と茂木敏充経済再生担当相も日米首脳会談に同席するため25日にワシントンに向け出発する。
 麻生氏はこのほか、5月1~4日にフィジー、6~9日にフランスを訪問。菅義偉官房長官は米国のペンス副大統領と会談するため5月9~12日に米国を訪問する予定だ。危機管理を担う官房長官の外国訪問は異例で、菅氏の海外出張は平成27年10月以来となる。
 大型連休中の閣僚や国会議員の海外訪問は恒例のこと。在外公館にとって、国会議員の宿泊先の手配などで職員の負担が増える時期でもある。中にはレストランの予約や土産物の購入まで在外公館職員に依頼する議員も少なくないという。
 このため、河野太郎外相は私的に海外を訪問する議員に対し、大使による出迎えなどの「便宜供与」を行わないと国会側に通達。議員の海外訪問の公私の区別を徹底する考えを伝えた。
 ただ、通達は波紋を呼んでおり、ある与党議員は「現地議員との面会の調整や出入国手続きなど困ってしまう」とぼやいている。(今仲信博)