山梨県知事選、元衆院議員の長崎幸太郎氏が正式表明「自民、公明の推薦目指す」 - 産経ニュース

山梨県知事選、元衆院議員の長崎幸太郎氏が正式表明「自民、公明の推薦目指す」

知事選への立候補を表明する長崎幸太郎・元衆院議員=25日、甲府市中央
 年明けの山梨県知事選に向け、自民党の長崎幸太郎元衆院議員(50)が25日、立候補を正式表明した。元参院議員の米長晴信氏(52)に続く2人目。後藤斎知事(61)も来月上旬に表明する見込み。
 甲府市内で開いた記者会見で、長崎氏は「表紙は異なるが、政治的エネルギーを注ぐ対象を、国全体から山梨に集中し、ご恩に報いる決意だ」などと述べ、知事選に立候補する考えを明らかにした。
 無所属での立候補だが、近く、自民党県連と公明党県本部に推薦を求める。ただ、長崎氏は衆院山梨2区で長年、自民県連が推す堀内詔子氏と激しい対立を続けてきた経緯があり、同県連は長崎氏以外の国会議員、県議からの候補擁立を模索している。
 長崎氏は立候補の理由と「山梨は政治的な孤島として孤立、立ちすくんでいる」と国政与党との太いパイプがないとされる後藤県政の問題点を強調。「政府・与党と切り離された陸の孤島路線を変更し、国の権限・財源を最大限活用するかどうか、県民に判断いただくときだ」と訴えた。
 政策面では、(1)リニア中央新幹線の新駅周辺に大規模な国際展示場を設置(2)県産品の中国など海外への販路開拓(3)少人数学級の導入-などを挙げた。
 後藤知事が25日に検討を表明した富士山の登山鉄道構想に関しても、「勉強会を近日中に立ち上げたい。知事になったら国家プロジェクトとして進めたい」と述べた。
 財務官僚出身の長崎氏は、平成17年衆院選で、郵政民営化法案に造反した故・堀内光雄元通産相の「刺客」として自民党から山梨2区で立候補し、比例復活当選した。
 公認争いに敗れた21年衆院選で落選後は、無所属で2度当選し、衆院議員を通算3期務めた。昨年の衆院選で復党を果たしたが落選。二階俊博幹事長に近く、現在は党幹事長政策補佐。和歌山県連の所属している。