安倍晋三首相とプーチン大統領、マツダ・露自動車大手合弁会社の工場視察 経済協力の主力事業

 
ロシア・ウラジオストクに新設されたマツダとの合弁会社の工場で、エンジンに署名するウラジーミル・プーチン大統領(中央)と安倍晋三首相(右から2人目)=10日(共同)

 【ウラジオストク=小川真由美】安倍晋三首相は10日夜(日本時間同)、訪問中のロシア極東ウラジオストクで、プーチン大統領とともに、マツダとロシアの自動車大手ソレルスとの合弁会社が設立したエンジン工場を視察した。両首脳が極東での日本企業のプロジェクトを視察するのは異例。ウラジオストクでのエンジン生産は両国の極東における経済協力の主力事業と位置付けられている。

 両首脳は、合弁会社の社長から事業概要の説明を受けた後、工場内部を視察した。視察は、日本側からは野上浩太郎内閣官房副長官や長谷川栄一首相補佐官、ロシア側からはトルトネフ副首相やオレシュキン経済発展大臣らが同席した。

 合弁会社は2012年9月にウラジオストクで車両組立工場の開所式を実施。スポーツタイプ多目的車(SUV)「CX-5」などロシア向けにマツダ車を生産している。16年9月の東方経済フォーラムに合わせ、ロシア政府とエンジン工場建設の契約を締結した。