【北海道震度7地震】10日に予備費5.4億円支出決定 死者は42人に - 産経ニュース

【北海道震度7地震】10日に予備費5.4億円支出決定 死者は42人に

札幌市清田区で液状化現象が発生した地域を視察する安倍首相ら=9日(代表撮影)
 安倍晋三首相は9日、北海道で最大震度7を観測した地震の関係閣僚会議で、被災自治体からの要請を待たずに水や食料などを送る「プッシュ型支援」を実施するため、平成30年度予算から予備費5億4千万円をあてることを10日の持ち回り閣議で決定すると述べた。「被災者の命と生活環境に不可欠な物資のプッシュ型支援をいっそう強化する」と話した。死者が42人に上ったことも明らかにした。
 首相は「被災地の復旧や再建を加速化させるためには、被災自治体が財政上、安心して全力で応急対応や復旧対策に取り組むことができる態勢づくりが重要だ」と述べ、被災自治体に対する普通交付税の繰り上げ交付の調整を関係閣僚に指示した。
 地震後に発生した停電をめぐっては「北海道全域で電力供給が再開しているが、震災前の最大需要実績には供給が追いついておらず、平常時より2割の節電に協力をお願いする」と呼びかけた。
 断水についても触れ「これまでに約5万3千戸で解消されたが、いまだ約8千戸で断水が続いている。早期の復旧を目指し全力で作業に当たる」と述べた。