安倍晋三首相は普段通り公務 石破茂元幹事長は「選択肢示したい」

自民党総裁選
左から安倍晋三首相、自民党の石破茂元幹事長

 自民党総裁選の告示を迎えた7日午前、連続3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)は普段通りに公務を進めた。

 8時45分ごろ、紺のスーツにノーネクタイで首相公邸を出た首相は、官邸に入る際、総裁選に関する報道陣の質問には直接答えず、右手を挙げて「おはようございます」と述べると、執務室に向かった。閣議に続く北海道での地震に関する関係閣僚会議では「引き続き態勢の機動的な強化を行い、人命救助に全力を尽くす」と救助・救援に全力を挙げる姿勢を強調した。

 安倍陣営は立候補の届け出に先立ち、8時から中堅・若手議員約20人が国会内に集まり、党員への電話での投票依頼の役割分担など、選挙運動が解禁となる10日以降の段取りを確認した。

 一方、石破茂元幹事長は10時ごろ、散髪を終えてから東京・永田町の国会議員会館の自室に姿を見せた。

 石破氏は陣営幹部が立候補を届け出た後、記者団に対し「未曾有(みぞう)の国難、内政、外交とある中で、この国をどうしていくのか、安倍総裁と議論を交わし、国民の皆さま方に選択肢を提示したい」と意気込みを語った。