山形県知事、8月豪雨で国に緊急要望 - 産経ニュース

山形県知事、8月豪雨で国に緊急要望

菅義偉官房長官に要望書を手渡す山形県の吉村美栄子知事(左)=4日午後、首相官邸(山形県提供)
 8月に山形県内を襲った記録的豪雨で吉村美栄子知事は4日、激甚災害指定を求める緊急要望を国に行った。財務省、国交省などに災害復旧事業の推進などを求めた。緊急要望は平成25、26年度の山形豪雨以来で、激甚災害の指定を受ければ河川や道路など公共土木工事に対し国の支援が受けることができるようになる。
 緊急要望は、8月初旬、同31日未明の豪雨被害を視察した吉村知事は3日、「県民の生活の維持確保をはじめ地域経済の安定に向け復旧対策に万全を期す」として国に緊急要望を行うことを決定。要望書は、激甚災害指定をはじめ、災害復旧事業の推進、今後の大規模災害に備えた河川事業の推進、災害復旧の対象にならない農地など小規模被害の支援、ため池の防災・減災対策の強化などに特別地方交付税の増額配分を求めている。
 県によると、8月の豪雨で受けた被害額(3日現在)は公共土木施設が約80億円、農林水産は約30億円に達しており、県は、災害復旧を支える財源措置を求めている。