小沢一郎自由党代表、玉城デニー氏の出馬反対せず 自公は佐喜真淳氏の推薦決定

沖縄県知事選
小沢一郎共同代表との会談後、取材に応じる自由党の玉城デニー幹事長=21日午後、国会

 沖縄県知事選(9月13日告示、30日投開票)に立候補する意向の自由党の玉城(たまき)デニー幹事長(58)は21日、同党の小沢一郎代表と国会内で会談し、知事選の情勢について意見交換した。小沢氏は玉城氏の出馬に反対せず、選挙に勝てる態勢が整うかどうかを見極めるよう助言した。

 玉城氏は会談後、「いろいろな情勢を慎重に考えて準備しなければいけないだろうということで相談した」と記者団に説明した。出馬表明の時期については「まだ少し(調整が)必要な部分がある」と述べた。

 小沢氏は会談で「選挙の態勢が作れるという確認に至るまで(地元関係者と)しっかり意見交換などをしてほしい」と求めた。玉城氏が出馬した際に行われる衆院沖縄3区補欠選挙に向け、自由党公認候補の人選に着手することも求めた。

 一方、立憲民主党の福山哲郎幹事長は21日の記者会見で、知事選に向けて月内にも沖縄県連を設立する方針を示した。玉城氏の出馬については、8日に死去した翁長雄志(おなが・たけし)知事の「遺志」だと強調した上で「玉城氏から前向きな発言があることは重く受け止めなければならない」と語った。

 国民民主党の玉木雄一郎共同代表も21日の記者会見で「沖縄を体現するような政治家だと思っている」と玉城氏出馬に期待を示し、「与党候補に勝利できる候補になると信じている」と強調した。

 一方、自民、公明両党は21日、知事選への立候補を表明した前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)の推薦をそれぞれ決定した。公明党の井上義久幹事長は記者団に「佐喜真氏は実績もあるし行政手腕もしっかりしている。沖縄振興に対する考え方もわれわれと方向性が一致している」と述べた。