新元号の事前公表に反対 日本会議国会議員懇PTが見解

天皇陛下譲位
百地章国士舘大学特任教授(橋爪一彦撮影)

 超党派の日本会議国会議員懇談会の皇室制度プロジェクトチーム(座長・衛藤晟一参院議員)は19日、国会内で勉強会を開き、新元号は来年5月1日の皇太子さまの即位後に発表すべきだとの見解で一致した。

 政府は新元号の公表時期を改元1カ月前の平成31年4月1日と想定し、省庁の情報システムの改修を進めている。

 こうした動きに対し、講師の百地章国士舘大学特任教授(憲法学)は勉強会で、元号法の条文を解説した上で「事前公表は元号法の趣旨に合致しない」と指摘。「元号の本来の意味や皇室の伝統を無視した『便宜主義』に陥っていないか」と疑問を呈した。

 議員からの質問に対し、内閣府側は「新元号の公表が即位日1カ月前と政府で決めているわけではない」と説明した。