小野寺五典防衛相、「インド太平洋軍」への名称変更に賛意 「インド洋と太平洋の間には南シナ海も…」 - 産経ニュース

小野寺五典防衛相、「インド太平洋軍」への名称変更に賛意 「インド洋と太平洋の間には南シナ海も…」

 【ホノルル=石鍋圭】小野寺五典防衛相は30日午前(日本時間31日午前)、米ハワイのヒッカム基地で開かれた米太平洋軍司令官の交代式に、日本の防衛相として初めて出席した。小野寺氏は式典後、記者団に、マティス米国防長官がスピーチで太平洋軍の名称を「インド太平洋軍」に変更したと発表したことについて「太平洋とインド洋は一体と考えるべきで、安倍晋三政権の掲げる自由で開かれたインド太平洋戦略の推進にも沿ったものだ」と賛意を示した。
 その上で「インド洋と太平洋の間には南シナ海もある。中国を含めた地域の安全保障に米国が高い関心を払っていることの表れだ」とも強調し、南シナ海で軍事活動を活発化させる中国への警戒感や牽制の意味合いがあるとの見方を示した。小野寺氏は前日のマティス氏との会談で太平洋軍の名称変更を伝えられていたことも明かした。
 また小野寺氏は、退任したハリス前太平洋軍司令官が駐韓国大使に就任予定であることに触れ「日米韓3カ国の関係を強めていくためにも働いてもらえると思う」と期待感を示した。後任のデービッドソン新司令官については「北朝鮮や中国を含め、この地域の安全保障に強い意志と関心を持っている。引き続き日米、日米韓の連携の中で地域の安定を保っていきたい」と語った。「マティス氏とともに(交代式に)出席したことは、日米同盟の絆の強さを発信できる良い機会になった」とも述べた。