岡田克也、野田佳彦氏ら週内に民進集団離党表明へ 大型連休明け結成の国民党参加せず

民進・希望合流
野田佳彦前首相

 岡田克也常任顧問、野田佳彦前首相ら少なくとも6人の民進党衆院議員が25日、大型連休明けの新党「国民民主党」の結党届提出に合わせ集団離党する方向で調整に入った。週内に表明する。民進党と希望の党が結成する新党と一線を画し、無所属で活動しながら立憲民主党を軸とする野党結集を模索する。

 6人は、岡田、野田両氏と安住淳元財務相、中川正春元文部科学相、江田憲司元代表代行、福田昭夫元総務政務官。いずれも岡田氏を代表とする衆院の民進党系会派「無所属の会」に所属しており、民進、希望両党執行部が主導した合流構想に距離を置いてきた。

 新党結成は、民進党が党名や綱領を変更し、解散した希望の党が合流する方式で行われる。民進党所属議員は離党しない限り自動的に新党に参加することになるため、岡田氏らは大型連休明けの総務省への結党届提出に合わせて離党届を出すことにした。

 離党予定者の一人は「新党の支持率は上がらず来夏の参院選までに瓦解(がかい)するだろう。参院選後が再編の勝負どころだ」と語る。岡田氏らは、無所属になってフリーハンドを得た上で、立憲民主党を含む幅広い結集の地ならしを狙う構えだ。

 民進党は25日の常任幹事会で、大型連休明けの週に新党を結成する日程を確認した。26日に希望の党と正式合意する。ただ、結党と同時に首相や閣僚を経験した重鎮が一斉に離党すれば、新党の窮状を広く印象づける事態になりそうだ。